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高次脳機能障害のある方への支援

高次脳機能障害は、外見からは分かりにくく、ご本人だけでなくご家族も悩みや不安を抱えやすい障害です。

「できていたことが難しくなった」「人との関係がうまくいかない」「働くことや生活を続けることに不安がある」など、日々の暮らしの中で困りごとが重なることがあります。

一般社団法人なないろでは、高次脳機能障害のあるご本人とご家族が、一人で抱え込まず、地域で安心して暮らし続けられるよう支援しています。

※症状の現れ方には個人差があります。

高次脳機能障害とは

高次脳機能障害は、交通事故や脳卒中、病気などによって脳が傷つくことで起こることがあります。

記憶、注意、感情のコントロール、段取りなどに困りごとが現れますが、外見からは分かりにくいこともあります。

このようなことで困っていませんか

高次脳機能障害は、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、感情のコントロールの難しさなど、外見からは分かりにくい症状として現れることがあります。

次のような困りごとは、高次脳機能障害による症状として起こることがあります。

◼️約束や予定を忘れてしまう

◼️同じことを何度も確認してしまう

◼️集中が続かず、作業や会話が途中で途切れてしまう

◼️段取りを考えたり、順番に行動したりすることが難しい

◼️怒りや不安を抑えにくいことがある

◼️本人もご家族も、困りごとを抱え込んでしまう

外見からは分かりにくいため、本人の努力不足や性格の問題と誤解されることがあります。

しかし、こうした困りごとは、本人の努力不足によるものではありません。状態を正しく理解し、本人に合った工夫や支援を考えることが大切です。

なないろが大切にしている支援

なないろでは、ご本人だけでなく、ご家族の不安や負担にも目を向けながら支援しています。

本人の思い、ご家族の状況、これまでの生活、これからの希望をお聞きし、その人に合った支援を一緒に考えます。

就労、生活、住まい、家族支援、関係機関との連携を通じて、地域で安心して暮らし続けられるよう支えます。

なないろでできる支援

なないろでは、高次脳機能障害のある方への支援で培った経験を活かし、障害名だけで判断しません。

本人の状態、生活環境、希望をお聞きし、一人ひとりに合った支援を大切にしています。

就労支援

就労継続支援B型サンサンでは、働くことを通して、生活リズム、役割、社会とのつながりを大切にしています。

なないろでは、ご家族からの相談も高次脳機能障害のある方の特性を理解しながら、一人ひとりに合った作業や関わり方を考えています。

就労継続支援B型サンサンでは、利用者の80%以上が高次脳機能障害のある方です。高次脳機能障害のある方への支援経験を活かしながら、知的障害、精神障害、身体障害など、障害種別だけで判断せず、一人ひとりの状態や希望に合わせて支援しています。

生活支援

日常生活の困りごと、体調や生活リズムの不安、家事や外出の支援など、地域で暮らし続けるための支援を行っています。

ご本人の状態に合わせて、居宅介護や地域の福祉サービスなどの利用につなげることもあります。

住まいの支援

安心して暮らせる住まいは、生活の土台です。

なないろでは、シェアハウスココでの生活相談や見守り、関係機関との連携を通じて、地域での暮らしを支えています。

本人の状態や希望をお聞きしながら、その人に合った住まいや生活の形を一緒に考えます。

関係機関との連携

必要に応じて、医療機関、行政、相談支援専門員、市町担当課、学校、就労関係機関などと連携しながら支援を進めます。

ご本人とご家族が地域の中で孤立しないよう、支援の輪を広げていきます。

ご家族への支援

ご家族だけで抱え込まないよう、本人の状態や生活上の困りごとを一緒に整理しながら支援しています。

「どう関わればよいかわからない」「同じことの繰り返しで疲れてしまう」「将来の生活が不安」というご相談も少なくありません。

なないろでは、ご本人への支援だけでなく、ご家族の思いや不安もお聞きしながら、必要な支援や相談先につなげていきます。

ご相談について

高次脳機能障害に関するご相談をお受けしています。

「どの支援が合うかわからない」
「退院後の生活が不安」
「家族だけで支えることが難しい」

そのような場合も大丈夫です。

高次脳機能障害は、本人の困りごとが見えにくく、ご家族が不安や負担を抱えることもあります。

現在の状況をお聞きしながら、必要に応じて、なないろで対応できる支援や相談先をご案内しています。

利用までの流れは、「はじめての方へ」ページでもご案内しています。

よくある質問

高次脳機能障害か分からず、診断も受けていません。相談できますか?

はい。診断の有無にかかわらず、ご相談いただけます。

現在の困りごとや生活の状況を一緒に整理し、必要に応じて医療機関や関係機関への相談も考えます。

家族だけでも相談できますか?

はい。ご本人が一緒に来られない場合でも、ご家族だけでご相談いただけます。

ご家族が抱えている不安や困りごともお聞きします。

支援者からも相談できますか?

はい。医療、福祉、介護、教育、行政などの支援者からのご相談もお受けしています。

支援方法や関係機関との連携について一緒に考えます。

仕事について相談できますか?

はい。就職や復職、働き続けるための工夫、就労支援サービスなどについてご相談いただけます。

本人の状態や希望に合わせて、必要な支援を考えます。

学校生活について相談できますか?

はい。学校生活、学習、友人関係、進学、放課後の過ごし方などについてご相談いただけます。

ご家族や学校などと連携しながら支援を考えます。

介護保険や障害福祉サービスについて相談できますか?

はい。利用できる制度や福祉サービスについて、一緒に整理します。

必要に応じて、市町の窓口や相談支援事業所などをご案内します。

相談には費用がかかりますか?

最初のご相談に費用はかかりません。

福祉サービスなどを利用する場合は、制度やサービス内容によって費用が異なります。事前に分かりやすくご説明します。

相談内容は秘密にしてもらえますか?

はい。ご相談内容や個人情報は適切に管理します。

関係機関との情報共有が必要な場合は、原則としてご本人やご家族の意向を確認しながら進めます。

いつ相談したらよいですか?

「高次脳機能障害かもしれない」「生活に困りごとがある」と感じた段階でご相談ください。

退院前や、まだ困りごとが小さい段階でも大丈夫です。