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なないろについて

当事者とその家族の一員として

一般社団法人なないろは、障害のある本人とご家族が、地域で安心して暮らし続けられる社会を目指して活動しています。

私たちは、支援する側・支援される側という関係だけではなく、本人やご家族と同じ立場に立ちながら、一緒に考え、一緒に歩む支援を大切にしています。

高次脳機能障害のある方への支援をはじめ、就労、生活、住まい、家族支援など、地域での暮らしを支える取り組みを行っています。

なないろの理念・想い

なないろの理念は、

「当事者とその家族の一員となり、大家族でその人らしく生き生きと楽しく生活し、共に喜べる共生社会を実現します」

というものです。

本人やご家族と同じ目線で考え、一人ひとりの思いや希望を大切にしながら、その人らしい暮らしを支えています。

なないろの原点

一般社団法人なないろは、高次脳機能障害友の会しがの活動を原点として設立されました。

脳外傷友の会「しが」は、2001年に滋賀県立むれやま荘を中心として活動が始まり、2004年頃から、高次脳機能障害のあるご本人とご家族を中心とした家族会として活動を引き継いできました。

その活動を通じて、相談だけでなく、働く場所、生活の支援、安心して過ごせる場所、住まいなど、地域で暮らし続けるための支援の必要性が見えてきました。

その思いを形にするため、2016年8月に一般社団法人なないろを設立しました。

現在は、就労、児童、居宅介護、住まいなどを通じて、ご本人とご家族の暮らしを支えています。

なないろの歩み

◼️2001年
滋賀県立むれやま荘を中心に、脳外傷友の会「しが」の活動が始まりました。

◼️2004年頃
高次脳機能障害のあるご本人とご家族を中心とした家族会として活動を引き継ぎました。
その後、「高次脳機能障害友の会しが」として、相談、交流、啓発活動を続けています。

◼️2016年8月
高次脳機能障害友の会しがの活動を原点として、一般社団法人なないろを設立しました。

◼️2016年10月
就労継続支援B型 サンサンを開所しました。

◼️2022年4月
南高田町にココサロンを開所しました。
同年、次の事業・住まいを開設しました。
・放課後等デイサービス アオ
・シェアハウスココ

◼️2022年5月
ココサロン内に、居宅介護事業所 ビオラを開所しました。

2022年4月23日に開催したココサロン開所式には、行政、医療、福祉、地域の関係者の皆様にご出席いただきました。
※役職は開所式当時のものです。

代表挨拶

一般社団法人なないろ
代表 岡本 憲明

現場から考え、人と地域をつなぐ仕組みをつくる

自動車も福祉も、私の始まりはいつも現場でした。

目の前の問題だけを見るのではなく、その背景や仕組みまで考える。

ご本人、ご家族、職員、関係機関、地域の皆さまとともに、安心して暮らし続けられる支援をつくることが、私の役割だと考えています。

福祉との関わりと、なないろの原点

一般社団法人なないろのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

なないろは、高次脳機能障害のあるご本人とご家族による活動を原点として、就労、子どもの支援、居宅介護、住まい、相談など、地域で暮らし続けるために必要な支援を一つずつ形にしてきました。

私自身の福祉との関わりは、2歳下の弟が交通事故により高次脳機能障害となったことから始まりました。

弟はHonda Carsの工場長を務めていました。事故以前は、小学生の頃から高校時代まで一緒に柔道に取り組み、同じ自動車の仕事にも携わっていました。

その弟の変化を家族として受け止め、本人と家族が直面する困難を経験する中で、高次脳機能障害を理解してもらうことや、必要な支援につながることの難しさを実感しました。

その経験をきっかけに、母・岡本律子を中心として、2004年頃から脳外傷友の会「しが」の活動に関わるようになりました。

脳外傷友の会「しが」は、2001年に滋賀県立むれやま荘を中心として活動が始まり、その後、高次脳機能障害のあるご本人とご家族を中心とした家族会へと引き継がれました。

現在は、高次脳機能障害友の会しがとして、相談、交流、啓発、関係機関との連携を続けています。

一般社団法人なないろは、その活動を原点として生まれました。

自動車の現場と経営から学んだこと

私は昭和60年頃から自動車事業に携わり、現場で仕事を覚え、店長、社長を経て、現在はHonda Cars長浜中央の会長を務めています。

自動車の仕事では、販売や店舗運営だけでなく、修理や整備、人材育成、組織づくり、経営判断など、現場と経営の両方に関わってきました。

現在は自動車会社の日常の経営を社長に任せ、なないろと高次脳機能障害友の会しがの活動を主な仕事としています。

もともと、興味を持ったことには深く入り込む性格です。

機械をばらして構造を確かめ、なぜそのように動くのかを考え、性能をより良くするための加工を研究することが好きです。

ハーレーのショベルヘッドもすべてばらし、その構造と向き合いながら、自分なりに性能を高めるための加工を考えてきました。

問題が起きたとき、表面に現れたことだけを見るのではなく、原因はどこにあるのか、全体がどのような仕組みで動いているのかを考える。

その姿勢は、自動車の仕事でも、福祉の仕事でも変わりません。

人を変えるのではなく、支援の仕組みを見直す

機械は、原因を見つけて修理や加工をすることができます。しかし、人は修理する対象ではありません。

福祉で見直すべきなのは、その人自身ではなく、その人を取り巻く環境、支援の方法、関係者の役割分担、組織や制度の仕組みではないかと考えています。

支援がうまくいかないとき、本人、家族、職員の誰か一人に原因を求めるのではなく、なぜうまくいかないのかを一緒に考える。

そして、必要であれば支援の流れや仕組みそのものを見直していくことが大切です。

なないろには、サンサン、アオ、ビオラ、シェアハウスココなど、それぞれ役割の異なる事業があります。

しかし、事業ごとに支援を切り離すのではなく、その人の生活全体を見ながら、必要な支援と地域の関係機関をつないでいくことを大切にしています。

利用を検討される方やご家族には、安心して相談できる場所でありたい。

行政、相談支援専門員、医療機関、学校、地域の皆さまには、率直に話し合い、ともに支援を考えられる法人でありたい。

職員には、一人で問題を抱え込まず、互いの専門性や経験を生かしながら、支援について考え続けられる職場でありたいと考えています。

現場に立ち続け、ともにつくる

現在も私は、代表として経営や判断を担うだけでなく、相談、個別支援、居宅介護、送迎、住まいの支援など、日々の現場に直接関わっています。

現場を知らずに判断するのではなく、自分の目で確かめ、ご本人、ご家族、職員の声を聞く。

その上で、必要な判断から逃げず、組織として進む方向を示すことが、代表の役割だと考えています。

小学校高学年から高校、大学まで続け、社会人になってからも警察道場で取り組んだ柔道からは、基本を積み重ねること、相手と正面から向き合うこと、簡単に諦めないことを学びました。

また、金峯山寺で得度を受けた経験は、自分自身を振り返り、人の痛みや弱さに向き合うことの大切さを考える機会となりました。

柔道や得度の経験を特別なものとして見せたいわけではありません。それらを通じて学んだことを、人との関わりや日々の判断に生かしていきたいと考えています。

福祉の仕事に、最初から決まった正解があるとは限りません。

ご本人の状態、家族の思い、生活環境、地域の支援体制は、一人ひとり異なります。

だからこそ、目の前の方の声を聞き、職員、家族、関係機関、地域の皆さまと知恵を出し合いながら、よりよい方法を考え続ける必要があります。

なないろは、まだ完成した法人ではありません。

しかし、未完成だからこそ、現場から学び、変わり続けることができます。

職員一人ひとりの意見や挑戦を大切にし、安心して働き続けられる組織づくりにも取り組んでまいります。

利用者やご家族、職員、関係機関、地域の皆さま、そして活動を支えてくださる多くの方々とともに、必要な支援を一つずつ形にしていく。

これからも、なないろは高次脳機能障害支援を大切な原点としながら、障害名だけで人を判断せず、一人ひとりの生活と希望に向き合い、地域で安心して暮らし続けられる仕組みをつくってまいります。

今後とも、一般社団法人なないろの活動に、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人なないろ
代表 岡本 憲明

なないろの強み

なないろの強みは、高次脳機能障害のある方とご家族を長年支えてきた経験です。

症状や障害名だけで判断せず、本人の生活歴、家族の状況、困りごと、これからの希望を丁寧にお聞きします。

就労、生活、子どもの支援、居宅介護、住まい、関係機関との連携を組み合わせながら、一人ひとりに合った支援を考えています。

本人・家族・支援者・地域をつなぎ、地域で安心して暮らし続けられるよう支えることが、なないろの強みです。

なないろの事業

なないろでは、

就労支援、児童支援、居宅介護、住まいの支援を行っています。

高次脳機能障害のある方への支援経験を強みとしながら、障害種別だけで判断せず、本人とご家族の状況に合わせて必要な支援につなげています。

詳しくは事業案内ページをご覧ください。

高次脳機能障害友の会しが

高次脳機能障害友の会しがは、2001年に滋賀県立むれやま荘を中心として始まった活動を、2004年頃からご本人とご家族を中心とした家族会として引き継ぎ、相談、交流、啓発活動を続けています。

なないろは、友の会しがの活動を原点として、本人支援、家族支援、地域での暮らしを支える取り組みを行っています。